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hakoichi column

◎空き家問題その1

最近空き家というキーワードをよく耳にします。

総務省の発表では2013年の統計調査によれば全国の空き家は820万戸を超えたそうです。さらに今後も20万戸ずつ増え続け、2020年には1,000万戸になり、15年後には2,100万戸を超え、実に3戸に1戸に空き家の時代がくると予想されています。
したがって今後、少子高齢化がますます顕著になって一層空き家が問題になり対策が必要になって行きます。

これらの問題は他人事ではなく、親から実家を相続したものの生活拠点の違いなどから放置し、空き家になっている住宅は何処にでもあるようです。
しかし空き家を売るのか、管理しながら持ち続けるのかといった決断を早くする方が、家計の負担は軽くなるかもしれません。「特定空き家」に指定されると固定資産税が上がる空き家対策特別措置法が昨年施行されたのに続き、相続した空き家を売れば税優遇を受けられる制度が今年4月から始まる見通しだからです。

「特定空き家」とは
①そのまま放置すると、倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態のもの

②そのまま放置すると、衛生上著しく有害となるおそれのある状態のもの

③適切な管理が行われていないことで、著しく景観を損なっている状態のもの

④その他周辺の生活環境の保全を図るために、放置することが不適切である状態のもの
を言います。

ちなみに空き家を所有するだけで掛かる費用は下記の通りです。

・固定資産税(特定空き家に指定されると宅地の場合、固定資産税が最大6倍になる。)

・定期的な掃除(電気代、水道代)

・火災保険など

最近は空き家の管理サービスなどを手がけるNPO法人などもできてきました。費用的には年間20万円~40万円程度掛かるようです。

賃貸に出しても、そのままで賃貸に出せるケースは少なく、最低でも水回りや内装リフォームに費用が200~300万円は掛かります。
リフォーム代は当然所有者の負担となりますので、賃料との費用対効果を分析した上で掛ける金額の検討が必要です。
一般的には5年ぐらいで回収するのを目安に検討するのですが、古い住宅の賃貸案件は借り手も付きにくいのが現状ですので地域の不動産会社とよく相談の上決めるのが良いと思います。

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