こんな方におすすめ
・これから住宅ローン審査を行う方
・事前審査でNGになった方
・クレジットカードをたくさんの所有の方
住宅ローンの事前審査する前に準備すべきことは何かあるか!と考えたことはないですか?
実は年収や勤続年数以外にも重要なポイントがあるんです。
このポイントが分かればすぐに対策が打てるのですが・・・
これを知らずに損をしている 人も非常に多くいます。
そこで今回は住宅ローン審査前にやっておくべき準備について解説していきます。
今回この記事を読むことで事前審査前にやるべき事とその理由についてわかります。
◇事前審査は個人信用情報が重要なポイント
具体的に本当に個人信用情報は重要なのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の住宅ローン事前審査前に行うべきことについて解説します。
1.借り入れ返済
他のローン(オートローンやショッピングローン)がある場合は事前に完済する。
何故なら、住宅ローン審査で融資額は年収に対しての返済比率によって決まるからです。
返済比率とは年収に対して返済できる額のパーセンテージで年収によっても異なりますが、30%~35%が一般的となっております。
他のローンがある場合、そのローンの返済分が住宅ローン審査に影響が出るということになります。
例えば、住宅ローンの審査で月々10万円まで融資可能な方にオートローンが月々3万円あるとした場合。
オートローンの月々3万円をマイナスされて住宅ローンは月々7万円までしか融資が受けられないということになります。
つまり、既存のローンを合算した形で返済比率を見られてしまいます。
このケースは減額回答となりますが、そもそも返済比率オーバーということで住宅ローン自体が否決となる場合がありますので注意が必要です。
結論としては他のローンはできるだけ完済するべきです。
ただ、住宅ローンがOKでないのに先に完済するのがリスクという方もいると思います。
その場合は完済条件で審査を進めもらうことが可能です。
審査がOKの場合は完済するということにして、実際には本申込み前に完済することで融資可能となります。
また、自己資金がある場合は物件に頭金を入れるのではなく、他のローンの完済を優先すべきです。
何故なら、住宅ローンは100%融資が可能となっております。
銀行としては、自己資金が0よりも他の借金があることをネガティブに捉える傾向にあります。
しかも、住宅ローンは1%を切る超低金利が利用可なのです。
つまり、オートローンが5%だとしたらそちらを返済して住宅ローンを多く借りた方が本人にとっても得策なのです。
2.リボ払い・キャッシング禁止
リボ払いやキャッシングも同様に返済比率に入れられることになりますので完済が必要です。
しかも、リボ払いは金利が実質10%以上あり定額返済は便利なものの、いつ終わるかわからないのがリスクです。
先程も触れましたが、一刻も早く完済して、その分多く住宅ローンを組んだ方が得策です。
また、銀行の最も印象が悪いのがキャッシングです。
キャッシングを利用する時を考えてみると理解できると思います。
もちろん収入があって、本当に一時的な出費の方もいるとは思います。
ただ、どちらかというと計画的にないかに利用するというよりも、日々の生活がままならない方がつい利用してしまうことが多いのがキャッシングだと考えます。
つまり、日々の生活がままならない方が35年間の住宅ローンが返済できるのか?ということです。
普通に考えて難しいとみられるのが一般的です。
キャッシングが常習的な方はたとえ返済が滞っていないとしても、その履歴で否決になる場合もありますので注意が必要です。
これらのことから、リボ払い・キャッシングの完済は住宅ローン審査時には必須となります。
先程同様で先に返済は難しい方は、銀行に対して完済条件での審査を相談してみることをお勧めします。
3.クレジットカード枚数整理
最近ではクレジットカードにポイントが付与されることもあって複数の枚数を所有している方は少なくないと思います。
ただ、住宅ローンの審査時には注意が必要です。
何故なら、利用中のクレジットカード1枚につき1件のローンがあると見なされる場合があるからです。
これもいろいろな見方ががあって、1割払いのみの利用ならカウントしないケースや未使用のカードであればそもそもカウントしないというケースもあります。
ただし、分割払いやリボ払いは間違いなくカウントされます。
そして枚数が多いものデメリット要素い以外はありませんのでやはり、クレジットカードの枚数は整理すべきです。
結論としては、クレジットカードの利用は枚数を絞ることと1括払いのみにすることです。
また、使用しないカードは極力解約をお勧めします。
4.延滞履歴で住宅ローン否決の場合
クレジットカードやローンの延滞履歴が個人信用情報に載っている場合、住宅ローンは否決になることがあります。
その場合は個人信用情報を自分で取得して、いつ、どの金融機関で何があったのかを調べる必要があります。
その内容で、金融機関に完済して情報を消せるのか。
難しい場合、あとどの位の期間その情報が記載されてしまうのかを知っておきましょう。
個人信用情報機関は下記の3つがあります。
CIC・・・主にクレジットカード会社、信販会社の情報
JICC・・・CICの情報に加えて消費者金融の情報
KSC・・・主に全国の銀行の情報
ネットでも申請可能ですので、心当たりのある方は利用した金融機関によって使い分けて情報を取得してください。
5.まとめ
今回は住宅ローン審査の前に必ずチェックすべきポイントを解説しました。
恐らく今回の内容は、これから住宅ローン審査をする方にはそれなりに当てはまる内容だと考えます。
年収や勤続年数が基準を満たしていても、これらの内容に該当すると普通に否決となってしまいます。
この内容はそれ程難しいわけではなく、誰でもできる簡単にチェックできる内容ですので、出来ることは先に済ませて審査に臨みましょう。