タワーマンションは高価で人気があるが、資産価値は維持できるのかと疑問に感じたことはないですか?
最上階に住まないと意味がないどのでは?と思っている人も多くいます。
実はタワーマンションの価格の決め方にはルールがあります。
このルールが理解していれば検討方法も分かるのですが、これを知らないで損をしている人も多くいます。
そこで今回は、タワーマンションの価格の決め方と資産価値について解説していきます。
今回はこの記事を読むことで、タワーマンションの検討方法についてわかります。
◇タワーマンションは眺望以外は低層階がお得!
具体的に本当に低層階がお得なのかと疑問が湧いてくると思います。
それでは今回のタワーマンションの検討方法について解説していきます。
1.価格表の決め方
ご存知の方も多いと思いますが、新築マンションの価格設定方法は、一般的には階数が上がるほど価格が高くなります。
マンションは通常縦一列同じ間取りになっていることが多く、価格表では1階上がるごとに30万円~80万円位差を付けていきます。
そうなると、30F建のタワーマンションでは、1Fと30Fでは同じ広さ間取りでも、1000万円前後の価格差があるということになります。
中古マンションでは階数を選択できる機会はそう多くないと思いますが、新築マンションであれば、売り出し当時はある程度階数が選べるので選択が広がります。
値付けの理由としては、当然ですが上階が人気があることは間違いないので、価格設定を変えないと逆に下層階が売れなくなってしますのです。
2.タワーマンションは眺望が大切
タワーマンションはその性質上からやはり、階数が上がる方が人気があります。
ただ、先程も触れた通り同じ間取りでも、かなり金額に影響を及ぼすことになります。
では、売却時にも金額は高く売れるのでしょうか?
答えは、YESです。
低層階よりもそれなり高い金額を設定することは十分可能です。
売却時の価格設定は売その時期の社会情勢(オリンピック等)によって多少の差は出できますが、同じ時期に販売するお部屋であれば、階数が上の方が高く売れるでしょう。
ただ、新築販売時の価格設定程の差がそのまま付けられるかは何とも言えません。
通常、中古マンションの査定方法は、駅距離などの場所の要素と広さが大きな要素となります。
逆を言えば、眺望にあまり興味がない場合は同じ間取りで上階にいくにつれて価格が上昇しますので、坪単価が上がる=割高になります。
3.タワーマンション上階デメリット
上階のメリットは何と言っても眺望の良さになります。
それに伴う優越感もタワーマンションならではだと考えます。
逆にデメリットは?と考えるとあります。
1.価格が圧倒的に割高になります。
先程も触れましたが、同じ広さ・間取りで2Fと30Fでは1500万円変わることもあるでしょう。
ただし、売却時に同様の現象になるかは、何とも言えません。
2.エレベーター問題
エレベーターを待つ時間もそうですが、エレベーターに乗っている時間も長いです。
恐らく、朝の混在時には自分の部屋からエントランスに到達するまでに5分かかるなんてことはざらにあるでしょう。
1Fの宅配ボックスに荷物を取る際も同様です。
そして停電です。停電に限らずエレベーター点検なども一時的に使えこともしばしばあります。
これに付随して、地震などの災害時も上階程、様々な影響が大きいのも否めないと考えます。
3.洗濯物が干せない
高層階程、風が強く洗濯物が干せないです。
もちろん最近のマンションであれば、浴室乾燥機が標準装備ですが、普通に太陽の下で干したと考えることもあると思います。
4.まとめ
今回はタワーマンションの資産価値について解説しました。
一般的にはタワーマンションは階数によって一定の資産価値は認められると考えられます。
ただ、これも人の価値観だと思いますので、同じ広さ間取りなら、少しでも安く買いたいという声も普通にあります。
タワーマンションならではのデメリットも解説しました。
タワーマンション購入するからには、眺望!と考える人もいると思いますが、実際にはまんべんなく販売されているのも実情なのです。
これから、中古マンションを検討している方は、世間一般的な考え方ではなく自分の価値観に照らし合わせて考えてみましょう。