中古マンション値引きがどのくらい可能なのかと考えたことないですか?
とりあえず値引き価格が知りたいという人も多いと思います。
実は値引き交渉時に言ってはいけないワードがあるんです。
この事実が分かればすぐに改めるのですが・・・これを知らずに損をしている 人も多いです。
そこで今回は値引き交渉時に使ってはいけないワードついて解説していきます。
今回この記事を読むことで値引き交渉時に使ってはいけないワードとその理由についてわかります。
◇値引き交渉時には申込みが必要である
具体的に本当に申込みが必要なのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の値引き交渉時に使ってはいけないワードについて解説いていきます。
1.「とりあえず」はNG
値引き交渉時には購入意思が必要となります。
つまり、売主が値引き交渉応じてくれた場合には購入(契約)が引換条件となるわけです。
購入意思を示さずに「とりあえず値引きしてもらえますか?」や「とりあえず値引きできるか聞いて下さい!」はNGとなります。
売主からすると、購入するか分からない方に対して値引きに応じて価格提示しても意味がないのです。
また、同様に間に入る不動産会社も購入意思を示さない方に対しては真剣に取り合わないケースが多いです。
このようなケースを回避する為に、値引き交渉には購入申込書が先に必要になります。
購入申込書は購入意思を表明する書類となります。
この購入申込書に購入希望価格を記載して提出することで、この価格になれば購入するという意思表示となります。
この購入申込書を提出することではじめて値引き交渉がスタートします。
2.「下がったら検討する」もNG
1同様で下がったら検討ではなく、下がったら購入することが正解です。
お客様の中には冷やかしで、値段だけ聞きたがる方がよくいます。
例えば、「価格が100万円下がったら検討したいのですがどうでしょうか?」
「価格が下がるなら前向きに検討します!」
これらも先ほど同様、検討ではなく購入するべきと考えます。
本当に購入意思があったとしても、このような対応だと売主どころか、不動産会社も真剣に取り合ってくれなくなってしまいます。
やはり、何度申し上げますが、値引き交渉と購入意思は引換となります。
購入希望価格を明示して、購入申込書を提出しても希望の価格にならなければ購入する必要はありません。
こちらとしたも、あくまでも希望価格になったら購入するという話いいのです。
3.値引き交渉の手順
値引き交渉にはきちんとした準備が必要となります。
これは、購入意思が引換とお伝えしましたが、購入可能なエビデンスも必要となります。
何故なら、値引き交渉と購入が引換ということは、売主が値引き交渉に応じた場合には確実に契約、引渡しできることが条件となります。
そこで、購入希望物件が見つかり、価格交渉次第では購入するとなった場合には、下記2点が必要となります。
1.購入希望価格を記載した購入申込書
2.購入希望価格の住宅ローンの事前審査OKの回答書
この2点を揃えて交渉するのが正式な流れとなります。
もし、1番手で申込書を出したとしても、事前審査の回答書がない場合はその後の購入可能の方が優先になってしまうこともありますので注意が必要です。
また、購入申込書には契約日や手付金の額を記載すると真剣さが増して印象がいいと考えます。
売主は値引き交渉に応じた場合には、いつ契約できるか?手付金をいくら受領できるか?なども知りたい内容だからです。
ちなみに、手付金の額は中古マンションの場合、一般的には価格の5%程度と相場はありますがここは交渉次第となっています。
ただ、手付金はもしもの解約時に、売主を保全する意味合いもありますので、50万円未満のようなあまりに低い額だと契約に応じて頂けないケースがあります。
さらに言えば、申込書の順位も手付金の額では、後回しにされることも考えられますのでやはり、100万円以上が理想と考えます。
4.まとめ
今回は値引き交渉時に使ってはいけないNGワードというテーマで解説しました。
もしも、自分が売主の立場になったら、ご理解頂ける内容かと思います。
不動産は価格が大きいので、買う方も売る方も真剣勝負そのものです。
もちろん、定価で購入する場合でも、同じ準備が必要にはなります。
ただ、値引き交渉というイレギュラーな申し入れをするのであれば、尚更準備と礼節が必要になることをご理解頂けたかと思います。
これらの準備をしっかりと備えることで、気持ちいい買い物ができるかと思います。