中古マンションの検討の際に資産価値の下がらないエリアはどんな場所かと考えたことないですか?
駅前が資産価値が高いと考えている人も多いと思います。
実は資産価値の下がらないエリアには共通点があります。
この共通点が理解出来れば、物件の選び方が理解できるのですが、これを知らないで損をしている人も多くいます。
そこで今回は資産価値の下がらないエリアについて簡単解説します。
この記事を読むことで、資産価値の下がらないエリアと特徴について簡単解説します。
◇中古マンションの方が資産価値の下がりずらい物件が多い
具体的に本当に中古マンションの方が資産性が高いのかという疑問が湧いてくると思います。
それでは、資産価値の下がらないエリアについて解説していきます。
1.再開発エリア
値上りを確実に期待をするのであれば「再開発エリア」が望ましいです。
駅前施設や商業施設の誘致など人口が集まってくる場所はニーズが高まります。
もちろん需要があれば価格は上がります。
最近の事例であれば2020年の東京オリンピックに向けて豊洲エリアは価格が高騰しました。
10年位前は工場地帯であった土地が8年位前からタワーマンションが建ちだしました。
それに伴って、ららぽーと豊洲などの商業施設などを三井不動産が街全体の整備を進めて人気が出ました。
その頃に比べると価格はウナギ登りでしょう。
その他、品川と田町の間の新駅構想でも再開発のため商業ビルなどがどんどん進められています。
再開発の情報は自治体のHPなどで確認ができます。
2.住環境の整ったマンション
欲しいマンションのエリアが既に完成された場所で、ビルやマンションが立ち並んでいる街はそこからの再開発というのは難しいと思います。
そのような場所での価値の見分け方は、やはり住宅地としての環境の整った場所がいいでしょう。
例えば、駅からの距離や買い物の施設が充実しているか?
マンションであれば、最寄り駅からの距離に関しては10分以内がマストです。
それに平坦な道が必須になります。
どうしても、アップダウンが激しいと、体感的にはプラス3~5分はかかると感じます。
実際に体力的にもキツイのと雨の日や夏の暑い日を想像して下さい。
それだけで、嫌になってしまいます。
つまり、不人気な場所=資産価値の維持が難しい場所
また、学校や公園などの子育て環境が整っているかなども大切なポイントかと思います。
一方で資産価値として維持が難しい場所は幹線道路沿いや線路沿いなどの騒音やホコリが懸念される場所です。
騒音や臭気の発生する工場が近くにある物件などは敬遠される要素になりますのでお勧めはできません。
一般的は価値の高いと言われる駅前の商業地域でも、飲み屋街や風俗店、ラブホテルやパチンコ店などが隣接する場合も住宅地としての評価は低いとされています。
駅前の便利な商業エリアでもこれらのネガティブと感じられる店舗に隣接する場所は避けるべきです。
3.中古マンションが評価される理由
中古マンションのメリットはこれから建つ新築マンションよりも先に建ててる分、住環境のいい場所に立っている可能性が高いのは十分にあります。
しかも、中古マンションの場合は完成済みですので、日当りはもちろん、周辺の環境や周りの建物の状況を確認したうえで検討できることは非常にメリットだと考えます。
一方で新築マンションは主に、青田売りという未完成物件を購入する場合は、周囲の状況やバルコニーからの眺望や日当りを確認することが難しいと思いますので不安があると思います。
また、地震や豪雨災害などがあった地域などでは、既にそのような災害を経験している物件ですので、建物の状況を確認することで、より一層安心感がましますね。