何故スーモに同じ物件が何度も出ているのかと考えた感じたことはないですか?
毎回、新しい物件だと勘違いしているという人も多いと思います。
実は、スーモや不動産のポートサイトの仕組みには共通の事実があるんですが、この仕組みが分かれば何度も同じ物件を見なくて済むのです。
ただ、この仕組みを知らずに無駄な時間で損をしている 人も多いです。
そこで今回はスーモの物件掲載の仕組みについて解説していきます。
今回この記事を見ることでスーモの掲載の仕組みと賢い探し方についてわかります。
◇主張◇スーモは重複物件のチェックをしていない
具体的に本当に重複物件のチェックはしないのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回のスーモの仕組みについて解説いていきます。
1.物件情報はスーモではなく不動産会社が個別に物件掲載をしている
スーモは不動産会社に広告枠の販売をしているだけなのです。
そして、その枠を購入している不動産会社は自由にどんな物件でも掲載することができるのです。
そこにスーモは、一切の重複物件のチェックはしていません。
だから、同じ物件情報がいくつも出てきますし、それをよしとしています。
したがって、スーモには同じ物件が制限なく掲載されると理解した上で利用することです。
気になる物件は会社毎に写真がオリジナルなので、いろいろな写真を見たい場合はありです。
見分け方としては、同じマンション名で価格が同じ場合は、ほぼ同物件と思って間違いないです。
その物件を省くだけでも、同じ物件をクリックする手間が省けます。
2.同じ物件が掲載されるのは不動産会社の都合
物件の売主が他社に広告活動を許可すればどの不動産会社でもその物件の広告掲載ができます。
そんなことをするメリットは、売主が自社で販売する気がなく広告費をかけたくない場合は他社に広告を依頼します。
掲載する不動産会社は広告枠が空いていると無駄になるので、他の物件で埋めているだけのことです。
それとは逆に、自社だけで集客・販売したい場合は他社への広告掲載を不可にします。
そのようなケースの場合はサイトに物件は1つしか掲載されていません。
これらのことから、物件の掲載はあくまでも不動産会社の都合です。
掲載が多くある物件が人気があるとか、全く関係はないです。
ただ、長い期間売れていない物件はやはり売れ残りの可能はあると考えます。
そんな物件は、値引き交渉してみましょう。
3.スーモに掲載していない不動産会社でも同じ物件は取り扱い可能
スーモに載せている会社が専属でその物件を販売しているわけではありません。
不動産会社は業者専用サイト「レインズ」に掲載があればどの不動産会社も取り扱い可能なのです。
スーモに掲載する際もレインズを見て、売主に広告活動してよいかの許可を取って掲載しているだけです。
例えば、スーモには掲載せずに、他のポートサイト(ホームズ、アットホームなど)利用している会社や、自社のサイトのみの掲載で販売活動している会社もあります。
つまり、気に入った物件を見つけてもいきなり、スーモに問い合わせをするのではなく、「物件名」+「仲介手数料無料」とググってみて不動産会社を少し検索してみましょう。
リノベーションマンションなどは不動産会社が売主のケースが多いです。
そうすると、仲介手数料無料や割引している会社が多くあります。
同じ物件を購入するのに3000万円の物件であれば、仲介手数料が100万円近く浮くので大きいです。
4.最後に不動産会社の対応が悪い場合について
不動産会社の営業マンは基本的に歩合給が多く設定されています。
その弊害として下記の懸念があげられます。
・購入意欲が低いお客様には対応が悪い
・質問の回答が曖昧or適当
・メリットしか言わない(デメリットを隠す)
・申込みを急がせる
また、宅地建物取引士の資格がない営業マンは無免許運転と同じです。
このような場合は、他社でも購入可能なので、迷わず不動産会社を変えましょう。
たとえ、物件の申込みまでしていても、契約前ならならいつでもキャンセル可能です。
しかも、なんのペナルティもありませんので安心してください。
大きな買物ですので、安心して気持ちよく買い物をしたいものですよね。