中古マンション購入時にどこの不動産会社がいいかと感じたことはないですか?
家の近くの不動産会社という人も多いと思います。
実は、不動産会社選びには明確な事実があるんです。
この事実が分かればすぐに解決するんですが、これを知らずに 悩んでいる人も多いです。
そこで今回は不動産会社の選び方について解説していきます。
今回この記事を読むことで不動産会社の選び方とその理由についてわかります。
◇物件はどこの不動産会社からでも購入可能である!
具体的に本当にどこの不動産会社でも同じなのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の不動産の選び方について解説いていきます。
1.いきなり不動産会社に行かない
今、物件を探す際にいきなり不動産会社に飛び込む人はいないと思います。
それは、不動産の賃貸や売買に限らず物件情報はポータルサイトで情報は十分です。
代表的なポータルサイトのスーモやホームズなどは不動産会社の業者専用サイトのレインズ情報をほぼ網羅しています。
何故なら、各不動産会社は新着情報は真っ先にポータルサイトに掲載するからです。
また、よくある「未公開物件」は不動産会社の営業トーク過ぎませんので真に受けてはいけません。
そもそも未公開にして売らずになんのメリットがあるのかということです。
結論としては、最初にスーモなどのポータルサイトで自分に合った物件を検索することから始めます。
テクニックとしては、物件を掲載している不動産会社だけがその物件を取り扱っているわけではないので、いきなり問い合わせをするのもやめましょう。
問い合わせ前に「物件名」+「仲介手数料無料」とググってみて下さい。
その物件を仲介手数料無料もしくは手数料を割引している会社が出てきたらラッキーです。
ようやくその不動産会社に問い合わせしてみましょう。
フルリノベーションならマイリノ2.不動産会社には得手不得手がある
不動産取引には賃貸や売買、土地建物やマンションなどジャンルが幅広くあります。
全て対応している会社も多くありますが、専門のジャンルに特化した会社もあります。
もし中古マンション購入であれば、中古マンションの売買を専門で行っている会社がお勧めです。
例えば、賃貸専門会社に売買の仲介は不慣れなことがあります。
賃貸と売買では責任の範囲が全く異なってきますので後々のトラブルの原因の元になることもあります。
また、マンションの売買でもマイホームなどの実需用と収益目的の投資用でも物件情報は異なってきます。
結論としては、物件の問合せの前にその不動産会社のHPを確認し自分の希望の類似物件の対応の可否を確認しましょう。
解説3.あなたの味方だけをしてくれるか
売買仲介メインの会社でよく出てくる話が両手仲介です。
両手仲介とは売主と買主双方から仲介手数料が発生することを言います。
この行為はアメリカなどでは禁止されていますが、日本では特にNGではありません。
ただし、売主と買主双方の代理になるので、いわゆる調整しかできないのが実情です。
契約時の値引き交渉やその他の条件交渉もどちらかの代理であれば、強い交渉ができますが、両方の代理場合は波風立てず穏便に済ませたいのです。
例えば、双方の代理の場合は、値引き交渉で100万円交渉したい時、売主に断れたら直ぐに引き下がります。
でも、買主からすれば、100万円がダメなら50万円、30万円と粘り強く交渉して欲しいですよね。
ただ、売主の顔色を伺いながらだとなかなかうまくいかないのです。
また、同様のケースで「囲い込み」があります。
この行為は日本でもNGです。
内容としては、両手仲介をする為に自社でのお客様を見つけるまで、他社のお客様の案内をさせない行為を言います。
これは、仲介会社にしかメリットはなく違法行為です。
ただ、実態として取り締まることが難しく未だにまかり通っているのが現実です。
ハコイチでは両手仲介を排除してどちらか一方に味方しか行わないのですが、同様の会社もありますので探してみましょう。
なかなか見分け方は難しいのですが、ホームページで謳っている会社もありますので気にかけてみましょう。
ただし、いわゆる大手仲介会社(財閥系や電鉄系)は囲い込みの可能性が高いので要注意です。
4.不動産会社の営業マンは歩合制について
不動産会社の営業は歩合制の為、仲介手数料高い物件や両手仲介の物件を好みます。
もちろん、固定給はあるものの、+@で仲介手数料の○○%がなんらかの形で支給されます。
・自分の希望と異なる物件を紹介してくる
⇒自社の専任物件の両手仲介を狙っている可能性が高いです。
・リノベーション物件のみを紹介してくる
⇒売主から手数料が発生するのでこれも両手仲介狙いです。
ただ、このようなケースの場合は、仲介手数料無料で取り扱う会社もありますので、他社を当たってみるのも手だと思います。
もしくは、その会社で進める場合は、支払う仲介手数料の値引き交渉をしてみましょう。
5.まとめ
今回は中古マンション購入時の不動産会社の選び方について解説しました。
やるべきことは不動産会社を選ぶ前に物件の検索をお勧めします。
ポータルサイトで検索した物件の取り扱い不動産会社にいきなり問い合わせをすることはやめましょう。
先ずは、物件名+仲介手数料無料とググってみて仲介手数料の安い会社を検索してみましょう。
いくつか出てきたら、両手仲介や囲い込みをしていないような会社を選んでみて下さい。
もし、問い合わせや案内の際に感じが悪いようでしたら極論、契約前であればいつでもキャンセルできます。
その物件は他社からでも購入可能ですので、慌てなくても大丈夫です。
大きな買い物ですので、信頼できる良い会社から購入してください。