中古マンション欲しいけど頭金用意できないな!と考えたことはないですか?
自己資金なしで購入出来ればいいなと思っている人も多いと思います。
実は、住宅購入時にお金を使わない方法もあるのですが、これを知らずに損をしている人も多くいます。
そこで今回は、自己資金を使わないで中古マンションを購入する方法を解説していきます。
この記事を読むことで、自己資金を使わないで住宅を購入する方法がわかります。
◇中古マンションは住宅ローンが組めれば購入可能
具体的に本当に住宅ローンが組めればいいのか?という疑問が湧いてくると思います。
それでは、今回の頭金なしで中古マンション購入方法について解説していきます。
1.頭金は不要でも手付金は一時的に必要
住宅購入資金で頭金と手付金という言葉を聞いたことがあると思います。
頭金と手付金の違いは…
・頭金:住宅購入時に支払う自己資金の総額を言います。
・手付金:住宅購入の契約時に支払う売買代の一部分を言います。
頭金は住宅に使える資金総額と考えてもらいればいいです。
一方で手付金は、契約証拠金の意味合いがあります。
物件金額の約5%位が相場で、3000万円の物件であれば150万円程度が手付金となります。
そしてこの金額は、キャンセル時には戻りません。
それは、売主様に対しての購入意思表示だからです。
手付金が0で契約が成立した場合、売主様には何の担保もありません。
もし、買主様の気分が変わって契約を止める場合は、簡単にしかもノーペナルテイで解除できる事になります。
これは、買主様にとってはとてもリスクのあることになりますので、こんな契約はできないということになります。
そこで、手付金を預かって、契約履行の為の担保とします。
つまり、この手付金がないと契約行為ができなので一時的に必要になります。
一時的という意味は、仮に3000万円の物件で150万円が手付金として支払った場合残りは2850万円となります。
ただし、住宅ローンを3000万円組んでしまえば、相手方に最後2850万円支払っても、口座には最終的に150万円が残ります。
要するに、手付金で支払った150万円が口座に残っています。
一時的に身内などから借り入れしたとしても、返すことができるのです。
2.諸費用とは何か?
諸費用とは、住宅購入の際に掛かる売買代金以外のいわゆる経費です。
・登記費用
・仲介手数料
・住宅ローン借入れのための費用(事務取扱手数料、保証料、団体信用生命保険の保険料など)
・火災保険料・地震保険料
・固定資産税等精算金
・管修費、修繕費の清算金
となり、中古マンションの場合は価格の約7%程の金額となります。
この諸費用は物件金額とは別に必要になります。
では、この金額が現金で必要になるのでは?と考えると思いますが大丈夫です。
この諸費用に関しても住宅ローンの中に組んでしまうことができるのです。
物件金額が3000万円で諸費用の200万円足して3200万円の住宅ローンを組むことが可能です。
つまり、実質頭金は0でOKです。
もちろん銀行の審査によりけりですが、自己資金が少ない方は、事前審査で諸費用部分も相談してみましょう。
3.まとめ
今回は頭金なしで中古マンション購入方法を解説しました。
実際に自己資金の負担なく組み立てることは可能です。
ただ、契約時には一時的には手付金が必要になります。
手付金に関しては売主保全の性質上無くてはなりませ。
ただし、金額に関しては5%程度と例をあげましたが、確定しているわけではありません。
つまり、交渉ごとということになります。
本当に現金の用意が難しい場合は減額交渉してみましょう。
きちんと、住宅ローンの事前審査OKを取り付けでエビデンスを提出できればある程度は相談に乗ってくれると思います。
売主も契約から一定期間キャンセルされなければ手付金が低くても問題にはならないのです。
しっかり意思表示を示すことで、乗り切りましょう!