独身なので家は必要ないと考えたことないですか?
家族ができたら購入したいという人も多いと思います。
実は独身でも購入すべき理由があるんです。
この理由が分かればすぐに検討方法も分かるのですがこれを知らずに損をしている 人も多いです。
そこで今回は独身でも購入した方がいい人ついて解説していきます。
今回この基準を読むことで独身でも購入すべき人とその理由についてわかります。
◇住宅購入に独身や家族持ちなど家族構成は関係ない
具体的に本当に住宅購入に家族構成が関係ないのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の独身でも住宅購入した方がいい人について解説いていきます。
1.独身でも購入すべき人ケース1
独身で実家や終の棲家のない人は購入すべきです。
仮に実家があっても、その家を継ぐ方が居る場合や現実的に住むことのできない場所の場合も同様です。
その場合はもれなく家賃を払い続けなくてはならないからです。
そしてその家賃には終わりがないのです。
永遠に大家さんの為に支払い続けることになります。
ただ、最近では高齢者の方が賃貸の更新ができないという問題も出てきています。
理由としては、認知症や孤独死、家賃滞納などのトラブルリスクが大きいことです。
もし看取る方がいなくて亡くなった場合はその物件は事故物件の可能性が高くなります。
その場合は片付けに費用が時間がかかるのと、場合によってはリフォームなど余計な出費がかさむことになります。
それ以外にも物件自体が「事故物件」という扱いになり心理的瑕疵として家賃を下げるなどの対応に迫られることになります。
確かに、もし自分が大家の場合、30代のファミリー家族と70代の独身の方とどちらに貸すかを選ぶ場合は理解できるはずです。
つまり、将来的に住む場所が確保できない場合は自分で確保すべきなのです。
2.購入した方がいい人ケース2
転勤などの制約がなく、自分で住む場所を決めれる方も購入をお勧めします。
自分で住む場所を決定できるということは、長く住むことが出来ます。
住めば都という言葉通り、ある程度住み慣れた場所は居心地がいいものです。
場所さえ変えなくていいのであれば購入すべきです。
一方で部屋の間取りについては自己所有であれば、ある程度自由にリフォームを行えますのでライフスタイルで変更可能です。
逆に転勤が決まっている方は住み続けることができないので購入することでの下記リスクが大きくなります。
・購入物件に戻ることができるのか?
・住宅ローンをペイできる家賃が得られるのか?
・住宅ローンを抹消できる金額で売却できるのか?
結論としては、ある程度の期間住める場所であれば購入し将来的な不安解消に繋げるべきです。
3.購入した方がいい人ケース3
社宅や家賃補助がなく家賃負担が100%の方も購入すべきです。
家賃は掛け捨て、住宅ローンは積み立てという考え方です。
低金利の今は家賃負担と住宅ローンの返済金額はそれほど変わりません。
例えば、3000万円を金利0.6%で35年返済の場合は月々79,208円です。
場所にもよりますが、同様の家賃負担をしている方は多くいるはずです。
つまり3000万円の物件の住宅ローンを組んでいるのと同じということです。
また、病気やケガなどの支払い困難時に銀行は相談の上、支払い変更に応じてくれます。
月々の返済金額を下げるもしくは、一定期間利息払いのみという対応が出来ます。
一方で賃貸の場合に大家さんの対応はいかがでしょうか?
もしもの時は1~2ヶ月は待ってもらえると思いますが、それ以上の未払いや家賃負担を下げるような交渉は難しく退去を迫られます。
また、住宅ローンには団体信用生命保険が強制保険として付きます。
これは、債務者が亡くなった時や高度障害になったときに住宅ローンが0になる保険です。
そしてこの保険にがんや心筋梗塞などの8大疾病の病気にかかった時に住宅ローンが0になるオプションもあります。
つまり、住宅ローンを組んだ方が安心なケースもあるということです。
結論として、家賃負担が100%の場合は住宅ローンを組んで購入すべきです。
4.結婚予定がない場合の住宅購入について
独身だから住宅購入はまだいいという方がいますが、この記事で家族構成はあまり関係ないことが理解して頂けたと思います。
また、結婚しないという人に限って結婚しています。
結婚予定がない場合は、購入するサイズに注目してください。
独身だからといって学生が住むような1Rを購入してはいけません。
まずそんな方はいないと思いますし、そもそも1Rで住宅ローンを組むことができません。
自分で住む場合やもし結婚した場合を想定しても1LDK~2LDKを選ぶことをお勧めします。
理由としては、自分で住む際もリビングと寝室を分けた方が生活しやすいと考えます。
また、来客時や同棲時も2部屋あると便利です。
そして何より将来的貸す時や売却時のニーズを考えてみましょう。
1Rは独身にしか貸せません。
ただ、1LDKであれば、独身、カップルなどの2人や子供の小さい3人まで対象にすることが出来ます。
つまり、ニーズ(対象者)が多くなるのです。
3LDKになると逆に独身に敬遠されやすいので1LDK、2LDKが無難かと考えます。
5.まとめ
今回は独身でも購入した方がいい人について解説してきました。
何度申し上げますが、家族構成はそれほど関係ないということです。
家賃負担を強いられる人や将来的な終の棲家が無ければ誰でも検討すべきです。
たとえ10年以上先には実家戻ることが決まっていても、購入してもいいと思います。
リセールバリューを意識した資産性のある物件選びをすれば、リスクよりもメリットが多くなるケースもあります。
また、賃貸住宅と分譲住宅では設備などのそもそもの仕様が異なります。
最近では追い焚きはもちろん、食洗器や浄水器、浴室乾燥機などが標準装備の物件も多くあります。
生活の質の向上からも購入をお勧め致します。