中古マンションでペット飼育可物件がいいと考えたことはないですか?
古いマンションでペット飼育可物件はあまりないという人も多いと思います。
実は、ペット飼育可にも物件によってルールの違いがあるんです。
この違いが分かっていれば、すぐに検討方法分かるのですが、これを知らずに悩んでいる人も多いです。
そこで今回はペット飼育可の物件選びについて解説していきます。
今回この記事を読むことで、ペット飼育可の物件選びとトラブル防止についてわかります。
◇ペット飼育のルールはマンションごとに異なる
具体的に本当にペット飼育のルールは違うのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回のペット飼育可物件の選び方について解説いていきます。
1.中古マンションはペット飼育NG物件が多い
以前はペットの鳴き声などがマンションで生じるトラブルの原因と考えられていたので、ペット飼育不可の物件が一般的でした。
マンションで販売時点で、一度決まった管理規約の変更はとても難しく古いマンションは依然とペット飼育不可のままが実状です。
しかし、何度かのペットブームを経て、ペットを飼う世帯が増えるにつれて、そんな常識にも変化が出てきました。
実際に2000年以降の物件は新築販売時点でペット飼育可がの物件が増えてきています。
独身女性でコンパクトマンションの購入のニーズも増えたこともペット飼育可物件の増加の要因にもなっています。
ただし、先程の通り古い中古マンションでは、ペット飼育は曖昧な物件もあります。
現実的にペット飼育している方がペットを手放してマンション購入することはあり得ないことと思います。
つまり、ペット飼育可能物件が最優先事項となりますので、先ずはペット飼育の可否を先に調べることから始めるべきです。
2.管理規約について
簡単に言うと「管理規約」とはマンションのルールブックとなっております。
戸建と違って共同住宅であるマンションには、様々な禁止事項などが設けられています。
ペットに関して言えば、ペットの数や大きさ/重さ、種類などがあげられます。
また、「管理規約」の中には「使用細則」があり、より具体的な内容が明記されています。
例えば、マンションの共用部では抱きかかえて移動する。
もしくは、ゲージに入れなければならないなどです。
また、バルコニーで飼育することは禁止事項ですが、バルコニーへの出入りの可否など詳しく明記されています。
これらのことから、物件を選ぶ際はペットの可否はもちろんチェックします。
プラス、もし気に入った物件があったら「管理規約」や「使用細則」を確認し自分のペットが不十なく生活できるかをしっかりと確認すべきです。
これらの書類は個人では取得できないので、担当の営業マンに依頼しましょう。
3.ペット飼育でもトラブルはある
注意点として、たとえペット飼育可となっている物件でも全ての入居者が決してウエルカムなわけではない!ということを認識しておきましょう。
例えば、ペットの鳴き声や足音などは、たとえペットが好きな方でも気になると思います。
音の問題は何もペットに限ったことではありませんが、ペットが苦手な人はなおさら気になるでしょう。
また、臭いや毛の問題も耳にしたことがあります。
ペットをバルコニーなどで遊ばせていると、隣の部屋に臭いが届いたり、毛が隣の洗濯物についてしまったりと様々なクレームがあります。
結論としては、ペット飼育可の物件であってもマナーはしっかりと守ることです。
また、入居時には周囲の住戸(上下左右)のお部屋に挨拶とペットを飼育することも伝えておいた方が望ましいです。
4.ペット飼育に優しいマンションとは
ペット飼育可を謳っているだけの物件がほとんどの中、ハード面でもペットに配慮した関連施設のあるマンションもあります。
・ペット足洗い場
・ペット同乗ボタン付きエレベーター
・ドックラン
これらの施設があるマンションはペットを飼育している方に配慮された作りになっています。
実際に飼育している方もそれなりいることが予想できます。
また、中古マンションの見るべきポイントとしては、マンションの掲示板を見てみましょう。
ペットに関してネガティブな情報の記載があればトラブルが隠れている可能があります。
又はイベント情報などペットに対してポジティブな情報などがあれば割とウエルカムなマンションかと想像できます。
また、マンション周辺施設にも気を配りましょう。
・ペットの病院
・散歩できる公園、ドッグラン
・ペットショップや入店可能な飲食店
これらの施設がマンションの周辺にあるとペットの飼育がしやすいです。
5.まとめ
今回はペット飼育可物件の探し方やトラブルについて解説しました。
ペットは飼主にとっては家族同然の存在だと思います。
そんな家族が快適に生活できるかどうかは、マンション選びの重要なポイントだと思います。
「管理規約」や「使用細則」をしっかりと確認しトラブルを未然に防ぎましょう。