中古マンションの内覧の際にどこをチェックすればいいかわからないと考えたことないですか?
お部屋以外に見るところあるの?という人も多いと思います。
実は、中古マンションの内覧の際にはお部屋以外にも見るべきポイントがあるのです。
これを知らないで損をしている人も多くいます。
そこで今回は、中古マンションの内覧の際に見るべきポイントを解説していきます。
この記事を読むことで、中古マンションの見るべきポイントと理由がわかります。
◇中古マンションの場合はお部屋以外にも共用部分を確認すべき!
具体的に本当に共用部分も見るべきなのか疑問が湧いてくると思います。
それでは、今回の中古マンション見るべきポイントについて簡単解説していきます。
1. 内覧の際に見るべき3箇所
1-1内装・外装
お部屋の中については、何も言わなくても皆さんよく見ると思います。
見るべき点としては、設備の不具合をよく確認しましょう。
給湯器やコンロなど、使えると思っていたものが壊れていて入居後に思わぬ出費がかさむケースがあります。
また、エアコンや照明器具、カーテンなどがある場合もあります。
これらを残置物と言います。
まだ新しく使えるものや購入者が欲しいものが置いてあるのは、いいと思いますが壊れかけのエアコンや照明器具などは、処分するのに費用が掛かりますので確認しましょう。
基本的には前オーナー様が原則として撤去するのが一般的ですが、事前の話し合いで決まることもよくあります。
1-2周囲の環境
ここのポイント2つあります。
1つは大きな意味での環境です。
マンションの周囲いスーパー・コンビニや病院、学校などの生活環境をよく確認しましょう。
どんなに部屋が気に入っても、陸の孤島のような余りに不便な場所は資産価値が低いと思われますので、避けた方が無難です。
2つ目はそのお部屋の周辺環境です。
具体的には日当たりや向き、窓の外の眺望や周辺の建物の状況です。
お部屋の目の前に建物があり、日当たりの全く厳しいお部屋も避けたいです。
真逆で目の前に、なにも立ってないからと言って安心してはいけません。
前の土地が駐車場や空地、大きな敷地の工場の場合、先々同じ高さやそれ以上の建築物が建つ可能がありますので、用途地域などをよく確認しましょう。
また、線路や幹線道路沿いのお部屋も音や排気ガスなどの影響で生活の質が低下することがありますので確認の必要があります。
1-3共用スペース
マンションの場合はお部屋だけでなく、共用スペースもよくチェックしましょう。
特に、エントランスや集合ポスト、ゴミ置き場などの清掃の状況を確認して下さい。
管理会社が入って管理人のいるマンションであれば心配ないかと思いますが、自主管理(管理会社の入ってない)の物件などは、入居者が交代で清掃を行うマンションは特に注意して下さい。
ごみ置き場に粗大ゴミが放置されたり、駐輪場に壊れた自転車が放置されているケースは危険です。
入居者の高齢化や賃貸で入居している方が多い物件は誰も何もしない管理になっている物件が多く存在します。
共用部分があまりにもコンディションの悪い物件は避けた方が無難です。
このような物件は入居者のモラルが低くトラブルに繋がるケースも考えられます。
賃貸住宅なら引越してしまえば済むかもしれませんが、購入後はそう簡単な話ではありません。
2.当日行うこと
当日は販売図面を準備してもらい、寸法はもちろんのこと、図面では分からないことをメモしておきましょう。
例えば、オーナー様が自分で手を入れて変更された部分もあると思いますし、先程触れた設備の不具合なども記入しておいた方がいいです。
ここは、後々購入する際に値引き交渉の材料になりますので、内容を細かく押さえておきましょう。
その関連で、きちんとオーナー様の許可を得て写真を撮らせてもらうと後で家具の配置などを考える際に役に立ちます。
いくつも物件を見ると意外に詳細な部分は分からなくなってしまいますので、記録に留めておきましょう。
ただ、クローゼット内などプライバシーに関わる部分はオーナー様の気分を害さない程度に控えめに行いましょう。
3. まとめ
住宅購入は一生に一度か二度あるかないかの買い物です。
それを決める内覧の時間は、せいぜい20分~30分程です。
その短時間で、ある程度の判断を下さなくてはならないと考えると、事前に質問事項をまとめ、不明な点等はしっかりと確認しましょう。
もしその場で分からな事も、時間がかかっても必ず回答を頂いてから購入の意思の判断をして下さい。