中古マンション購入後のトラブルは避けたいと考えたことないですか?
引渡し後の設備不具合のトラブルが多いという人も多いと思います。
実は購入後のトラブル防止には契約時にやるべきことあるんです。
このやるべきことを行うことで、トラブル回避できるのですが、これを知らずに悩んでいるも多いです。
そこで今回は中古マンションの付帯設備ついて解説していきます。
今回この動画を見ることで付帯設備表の意味と必要性についてわかります。
◇中古マンション設備状況は契約時の確認が必須である
具体的に本当に契約時のどんな確認なのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の中古マンションの付帯設備表について解説いていきます。
1.残置物とは
![ソファーとエアコン](https://hako-ichi.com/wp-content/uploads/2022/06/image-9.jpg)
残置物とは売主の私物となります。
一方で主要設備はもともとお部屋に備えついている設備をいいます。
残置物にはエアコン、カーテン、入居後備え付けた家具などをいいます。
主要設備には、洗面化粧台や給湯器、床暖房などそのお部屋に最初からある設備をいいます。
トラブル防止の観点から原則として残置物は処分してもらうのが望ましいと考えます。
何故なら、古いエアコンなどが残された場合、故障していたら、ただの粗大ゴミとなります。
残置物には保証という考え方がないので、壊れている時点でただのゴミとなります。
しかも、粗大ゴミなので捨てるのにも費用がかかります。
引渡しを受けていきなりそんな状態では、せっかくのマイホームなのに嫌になります。
そこで、もし売主が残置物をそのまま置くことが希望であれば、値引き交渉してみてください。
おそらく、売主も処分費をキャッシュアウトするなら、多少価格を下げた方がいいと考えるはずです。
2.付帯設備表とは
![チェックリスト](https://hako-ichi.com/wp-content/uploads/2022/06/image-9.png)
契約時に付帯設備表という書類を作成します。
付帯設備表とはお部屋の中の設備の有無や状態を記録するものです。
これによって、内覧の際には気付かない設備の有無やその状況がわかります。
もし、不具合がある場合は状態を記載します。
目的としては、トラブル防止です。
売主と買主双方がお部屋の設備の状況を確認し合うということです。
また、主要設備については引渡し後,1週間程度の保証期間を設けることが一般的になっております。
ただし、ここは契約書によって異なりますので確認ください。
![付帯設備表](https://hako-ichi.com/wp-content/uploads/2022/06/image-11-1.jpg)
3.引渡し後直ぐにやるべきこと
![点検リスト](https://hako-ichi.com/wp-content/uploads/2022/06/image-10.png)
中古マンションの引渡し後は真っ先に主要設備の動作確認を行ってください。
何故なら、先程ふれたように1週間程度の保証期間を設けているケースが多いからです。
もし本当に不具合を発見した場合は、先ずは仲介の不動産会社に連絡しましょう。
場合によっては売主立会いのもとで修復などの対応を行うことになります。
ここでの注意点は、間違っても勝手に自分自身で修復することは避けてください。
現状の確認が取れない場合は基本的に対応してくれません。
また、不具合に対しての責任はあくまでも、修復に限ります。
設備を新品にのものと交換などは基本的には応じてくれません。
その他、電球やパッキンなどの消耗品も免責となりますので修復の対応外となります。
これらは、引渡し後、1週間などの一定期間が過ぎると対応不可となりますので要注意です。
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4.まとめ
![リビング写真画像](https://hako-ichi.com/wp-content/uploads/2022/06/image-11.jpg)
今回は引渡し後のトラブルについて解説してきました。
引渡し後のトラブルは往々にして残置物や設備の問題が1番多いです。
残置物は基本的には撤去してもらうのがトラブルになりません。
あるいは、リフォーム前提で購入する場合は現状渡しで値引き交渉もありかと思います。
ただ、現状渡しだとしても,付帯設備表はきちんと記載してもらうべきです。
何故なら、買主の知らない不具合の対応の問題があります。
「契約不適合責任」といって契約書に記載のない不具合は売主の責任のもとで修復となります。
詳しくは下記をご覧ください。
いずれにしても、契約時の付帯設備表で双方の認識を一致させることでトラブルは回避できると考えます。