中古マンションの渡し時に鍵の交換をすべきか?と考えたことはないですか?
鍵は全部もらうから大丈夫ではないの?と思っている人も多いと思います。
実は、中古マンションの鍵は交換すべき事実があります。
この事実が分かれば、交換の必要性も理解できると思いますが、これを知らずに悩んでいる人も多いのです。
そこで今回は中古マンション購入時の鍵の交換について解説していきます。
この記事を読むことで鍵交換の必要性とお勧めの鍵についてわかります。
◇中古物件は購入時の鍵交換は必須である!
なんで鍵交換が必須なのかという疑問が湧いてくると思いますので解説していきます。
1.物件購入時の鍵交換必要?
結論からいいますと、鍵交換は必要です。
理由としては、防犯面から言って必須条件なのです!
引渡し時にもらう鍵が全ての鍵かどうかも正直分かりません。
また、売却時に不動産会社が便宜上鍵の複製をしていることもあります。
これらのことから、トラブルを未然に防ぐという意味でも交換をしたほうがいいと思います。
例えば、賃貸マンションを借りて返す時も必ず交換しますし、交換費用が諸費用に含まれています。
ただ、売買の場合、基本的に売主が引き渡しの時点で鍵を交換するメリットは何もないのでまず交換しません。
売買の場合の鍵交換は実際には購入者の自由ということになります。
たとえ悪意が無かったとしても、前オーナーが渡し忘れたなんて話もありますし、最近では鍵のナンバーで簡単に複製ができてしまいます。
しかも、最近のマンションはオートロックが付いています。
新築時はオートロックの鍵とお部屋の鍵が統一されていますが、後に鍵交換すると鍵の形状によってはオートロックに対応しないケースもよくあります。
この場合は管理会社に確認を取る必要がありますが、最近中古マンションの引き渡しに立会うと既にオートロックとお部屋の鍵が別々に渡されるケースもよくあります。
また扉によっては2重ロックになっていてその2重ロックが別々の鍵のケースもよくあります。
この場合は最悪、3つの鍵が必要になりますので以外と面倒くさいこともあります。
いずれにしても、中古マンションの場合は必ず鍵交換は行いましょう。
2.鍵はディンプルキーがお勧め
ディンプルキーはピッキング対策に優れています。
ディンプルキーと普通の鍵の違いは、鍵を差し込む部分(シリンダー)の構造の複雑さにもあります。
シリンダーは外筒・内筒の2つが組み合わせてあり、内筒が回転すると施錠・開錠できる仕組み。
シリンダー内部には、内筒の回転を邪魔するピンがあります。
普通の鍵の場合はそのピンが上下や左右など一方向だけに設置されていますが、ディンプルキーの場合には上下・左右・斜めの方向にもピンが設置されているため、構造がより複雑になり防犯性が高くなるのがメリットです!
ディンプルキーの最大のメリットは何と言っても防犯面の高さです。
シリンダー内部の構造が複雑なのとシリンダー本体も強化されている場合が多く、ドリルによる破壊解錠にも耐性が強いようです。
ただ、デメリットとしてはキー自体の価格が少し高いです。
通常の鍵交換でしたらものにもよりますが、700円~せいぜい1200円程度だと思いますがディンプルキーだと3000円~5000円位かかるようです。
また取り扱う業者さんも限られてくるようですので合鍵作成時は事前確認が必要だと思います。
ただ、鍵の型番によっては店舗での複製が可能なケースもありますのでそれが可能なようでしたら郵送対応も出来ますのでいいですね。
まとめ
中古物件購入時にはやはり鍵は交換をお勧めします。
理由としては、実際に鍵が何本あるかは、前オーナーのみぞ知るからです。
セキュリティの観点から自分身は自分で守りましょう!
鍵なんて何もなければ、住んでから交換することはほとんどありません。
それなら、安心・安全の為、しっかりとしたものを選ぶことをお勧めします。
数千円ケチって何十万円もの被害にあいたくないものですよね。
最近ではスマホ連動方のキーもいろいろあります。
中で工事が不要で取り付けが女性でも簡単に出来るbitlockです。
せっかく新居に引越しが終わったら新しい鍵をスタートさせてみてはいかがでしょうか!