駅距離「徒歩5分」でもそれ以上かかっている感じたことはないですか?
表示よりももっと時間がかかっていると感じる人も多いと思います。
実は、不動産の徒歩時間の表示にはルールがあるのです。
このルールが分かればすぐに解決するんですが、これを知らずに損をしている 人も多いです。
そこで今回は不動産の時間表示について解説していきます。
今回この動記事を見ることで徒歩表示の測り方と注意点についてわかります。
◇主張◇不動産の時間表示ルールは1分80mだが目安である
具体的に本当に1分80mのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の不動産の時間表示のルールについて解説いていきます。
1. 時間表示は1分80mで計算している
これは、女性が「ハイヒールを履いて歩いたとき」と言われているが、人によって異なります。
何故なら、男女や身長によって歩くスピードが全然違います。
20代と60歳以上の高齢者でも当然歩く時間は異なります。
また、雨の日や風の強い日などの天候によってもだいぶ左右されます。
つまり、1分80mはあくまでも目安として考えるべきで必ずその時間で到着できるわけではない。
2.測定場所は敷地の出入口から敷地の出入口までの距離で測っている
駅の改札としてしまうと複数の電車がある場合、改札も複数の為表示が異なってしまう。
また、駅にいつくも出入口がある場合は対象の物件から一番近い出入口で測る。
一方、物件の場合は玄関やエントランスではなく、敷地の一番近い端の場所で測る。
例えば、10棟程度からなる大規模物件などは、敷地の入口から自分の棟に行くのにも数分かかることもあるが、やはりそこも考慮はされない。
つまり、実際の通勤時間で考える玄関から改札まではプラス@と考えるべきである。
3.信号や踏切、歩道橋などの障害物も一切考慮されていない
理由としては、信号や踏切などは時間によってケースバイケースで測りようがないということ。
踏切などは複数線路の場合、朝夕の通勤時間は「開かずの踏切」になってしまい平気で5分くらいはかかることもある。
歩道などが、しっかりと整備された道であればいいが、ない場合は車の交通量によっても歩く時間が異なることもある
また、坂道などのアップダウンがある場合も通常よりも時間を要すると考えるべきです。
下り坂はいいとしても、登り坂はやはり余計に時間がかかります。
これらのことから、障害物は考慮できないので立地によって多少の誤差が生じる為、やはりプラス@で考える必要がある。
4.最後に物件選びの際の駅距離について
独身女性が中古マンションを選ぶ際の駅距離は最も大切な要素となります。
何故なら、駅距離は資産性に直結する為、売却・賃貸を考慮した時には価格に反映されます。
物件の場所を選ぶ際には最低下記の3つのポイントは抑える
2. アップダウンがない…アップダウンがあると余計に時間がかかる
3. 駅近でも線路沿いはNG…駅3分の魅力的な物件でも線路に並行した、線路沿いは音の問題でNG
今回は徒歩の表記方法について解説しましたが、物件資料の「駅○○分」はただの距離で算出しているだけなので、あくまでも参考数字です。
実際に気に入った物件を見つけたら、お部屋の中だけでなく、駅までの道のりをしっかりとチェックしてみましょう。
駅距離や周辺環境はお部屋の中よりも大切な要素となりますので、優先順位は高いことを忘れないで下さい。