定額返済のリボ払いはとても便利と感じたことはないですか?
長い期間利用しているという人も多いと思います。
実は、リボ払いは住宅ローン審査時にはマイナス要素の事実があるんです。
この事実が分かればすぐに対処方法を考えるのですが、これを知らずに損をしている 人も多いです。
そこで今回は住宅ローン審査にはマイナスのリボ払いについて解説していきます。
今回この記事を読むことでリボ払いがダメな理由と対処方法について分かります。
◇住宅ローン審査時にはリボ払いは止めるべきである。
具体的に本当にリボ払いはダメなのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回のリボ払いのダメ理由と対処方法について解説いていきます。
1. リボ払いとは
月々の支払金額を固定し、元金と利息と合わせて支払う返済方法。
メリットとしては、出費の金額が変動しても、1ヶ月に返済する金額は変わりません。
また、毎月の支払金額が決まっているため支出がわかりやすく、家計の管理がしやすい。
一方で、デメリットとしては、他の支払方法に比べると金利や手数料が高くなります。
また、容易に借りられるが、返済期間が長期化してしまうリスクがあります。
つまり、無計画に利用すると借金地獄に陥ってしまう恐れがあります。
金利は金融機関によってまちまちですが、10%~15%高金利が一般的です。
2. リボ払いは住宅ローン審査時に不利になる
住宅ローンの審査時にリボ払いは、毎月のローンとして返済比率にカウントされてしまいます。
つまり、組める金額が減ってしまうわけです。
例えば、年収400万円で返済比率が35%まで組める場合
月々の返済は116,666円まで可能となります。
それが、月々2万円リボ払いがあると116,666円-20,000円=96,666円となってしまいます。
要するに、リボ払いに限らずローンの返済がある人はその分を組めるべき金額から減らされてしまいます。
これを融資可能額にしてみると分かりやすいです。
年収400万円で返済比率が35%で審査金利を3%とした場合
ローンが何もない場合は3,030万円まで融資可能です。
一方で、月々2万円のリボ払いがあると、2,510万円まで減額されてしまうわけです。
毎月2万円のリボ払いがあるだけで、500万円も融資額を減らされてしますのです。
結論としては、住宅ローン審査時にはリボ払いを完済するのが得策です。
住宅ローンは1%前後の金利で借りられます。
しかし、リボ払いは10%以上、オートローンでも3%を超える金利なのです。
つまり、100万円を頭金として住宅ローンを減らすよりも、リボ払いやオートローンを返済した方が圧倒的に得策ということです。
3.リボ払いは住宅ローン審査時の心証が悪くなる
銀行は自己資金の無い方はでも、全く問題なく審査をしてくれます。
だだし、リボ払いや他のローンがある方に対しては少しネガティブ印象を持ちます。
例えば、リボ払いをする=日々の生活費が間に合っていない。
もしくは、浪費家のようなイメージを持たれてしまうわけです。
また、住宅ローン審査時は個人信用情報を銀行は開示出来ます。
つまり、過去の延滞履歴やローンの借り入れ状況など全てを把握できるのです。
そこで、過去で延滞履歴や事故歴(5年以内)があれば無条件で住宅ローンは否決になります。
だた、そこでは何も問題がないとしても、現時点でリボ払いの金額が大きかったり、多重債務の場合は減額や完済条件などが融資条件となる場合があります。
いずれにしても、完済できる額であれば、他のローンの返済をお勧めします。
4.クレジットカードNG利用方法について
銀行は住宅ローンの審査時にクレジットカードの枚数を気にします。
最近では、ポイントカード代わりとしてクレジットカードを作成している方も多いと思います。
恐らく、1枚だけという人は少なく、3~5枚程度は皆さんお持ちかと思います。
銀行はクレジットカードの利用枚数×1件のローンがあるとみなすような審査をしています。
5枚カードを所有の人は5件のローンを所有しているとになってしまいます。
ただ、一括払いのみの利用や未使用のカードがカウントされません。
一方で、分割払いやリボ払い、キャッシングなどを利用しているカードがその対象となります。
キャッシングは一番やってはいけないです。
何故なら、これは生活費が賄えていないことを意味するからです。
対策としては、未使用のカードは使わない。
また、利用するカードの枚数を絞って、リボ払いや分割払いは利用せずに、一括払い以外は使わないといいです。
このような使い方であれば、住宅ローン審査にはほとんど影響を及ぼさないです。
5.まとめ
今回はリボ払いについて解説しました。
リボ払いやキャッシングはオートローンや教育ローンなど使用用途が明確な融資と異なり、生活費が間に合っていないというネガティブな印象を持たれてしまいます。
日々の生活がおぼつかない方に3000万円もの金額を貸せないと誰もが思うと思います。
対策としては、普段からリボ払いや分割払いの利用は極力避けましょう。
クレジットカードは一括払い以外の利用は避けましょう。
ということです。
いずれにしても、金利が高額で終わりのない借入と同じですので早めに卒業をお勧めします。