新築マンションと中古マンションどっちがいいかと悩んだことありませんか?
新築マンションがいいけど価格が高いと感じている人も多いと思います。
実は新築マンションと中古マンションでは性格が異なる事実があります。
この事実が理解できると、検討方法も分かるのですが、この事実がわからずに損をしている人も多くいます。
そこで今回は新築マンションと中古マンションの選び方について簡単解説していきます。
この記事を読むことで、新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットがわかります。
◇コスパは中古マンションの方が優勢
具体的に本当に中古マンションの方がコスパがいいのかという疑問が湧いてきますので、今回の新築マンションと中古マンションの決め方について解説していきます。
1.新築マンションメリット・デメリット
新築マンションのメリットといえば、何と言っても、設備が新しく未使用品ということです。
ここが一番かと思いますが、それに付随してアフターサービスが充実しているのもあります。
躯体部分(雨漏り、配管等)は基本的には10年、お部屋の説備については2年間のアフターサービスがありますので安心感が違います。
また、物件によりますが共用部分が新しく充実している点があります。
エントランスはホテルライクでコンシェルジェサービスがあったり、キッズルームやライブラリースペースなどマンション内でいろいろなサービスを受けれるマンションもあります。
逆にデメリットは価格です。
当然ですが、新築の価格は高いです。
新築マンションの価格は周辺相場も土地代に反映されますが、土地代+建築コスト+販促費+利益と決まっていますので、相場+付加価値代のような意味合いの設定となります。
資産価値の観点で話すと、購入後に売却に出した場合の査定方法としては、単純に販促と利益の分は下がってしまします。
物件によって異なりますが、20%前後は変わってくると思います。
そこを新築マンションの付加価値として考えるということです。
2.中古マンションのメリット・デメリット
中古マンションのメリットはやはり価格にあります。
物件によってはヴィンテージマンションなど、新築マンションより高い場合がありますが、多くは比較すれば安いと感じます。
但し、中古マンションの場合は物件価格の3%の仲介手数料がかかります。
ここは、単純に不動産会社利益に当たる部分ですので、購入者からすると購入価格の一部になります。
場所についても、先に建っている中古マンションの方がいい場所の場合が多いと思います。
あと、アフターサービスとは違いますが、長い間躯体に損傷などが無ければ、数々の地震に耐えているという実績も評価の対象となりと思います。
また、新築マンションが青田売り(完成前の販売)に対して中古マンションは当然ですが、完成販売の為、眺望や日当たりが確認できるのもメリットの一つだと思います。
デメリットとしては、築年数にもよりますが、経年劣化による汚れや傷みが古さを感じさせる点にあります。
ただ、お部屋の中で言えばフルリノベーションまでいかなくても、ある程度新築のような内装にもっていくことは普通に可能です。
どちらかというと、共用スペースやマンションのデザイン的なところの方が気になるかもしれません。
3.新築マンション買うなら都内!?
新築マンションを購入するならやはり、資産価値の高い場所が有利です。
一般的にマンションの下落率の平均は年で2%程度と言われています。
但し、ここは新築マンションの最初の広宣費や利益の部分は含まれていません。
新築マンションのリスクとしては、この付加価値の部分にありますが23区の特に都市部に関してはここの下落率が低いことがあります。
一方で、千葉県、埼玉県、神奈川県の郊外型の戸建て住宅とバッティングするエリアに関しては、先程の付加価値部分の負担が重く、下落率が大きくなります。
つまり、当初の値下がり率が大きいということです。
物件の探し方を動画でまとめてますので、参考にしてください。
4.まとめ
新築と中古ではそれぞれメリット・デメリットは存在しますし、マイホームですから好きな場所で購入して頂いていいと思います。
但し、自分のライフスタイルに照らし合わせた時に、一度購入したらそこに永住します!という方なら資産価値という概念は捨てていいと思います。
もし、ある程度、資産価値を意識いている方や買い替えを既に検討している方であれば、新築か中古かは、場所や条件、その時の状況によって検討して頂きたいと思います。
1つ言えることは、中古は選択肢は多くありますが新築だけにこだわると、希望のエリアに出ない場合もあります。
例えば、横浜駅徒歩10分以内の60㎡の2LDKの物件と絞った時に新築マンションと中古マンションの売り出している数をイメージして頂ければわかると思います。
圧倒的に中古マンションの方が選択肢は多いはずです。
そんな時は、リノベーションで内装を新築同様にするという選択肢も十分にありだと思います。