団地のノベーション物件を検討したことはないですか?
古くても内装が新築同様ならいいという人も多いと思います。
実は、団地には選ぶべき階数があるんです。
この事実が分かればすぐに検討方法を改めるのですが、これを知らずに損をしている 人も多いです。
そこで今回は団地を検討する際の階数について解説していきます。
今回この記事を読むことで団地の階数の検討の仕方についてわかります。
◇団地は2階か1Fを選ぶべきである!
具体的に本当に団地は2階がいいのかという疑問がわいてきますね!
それでは、今回の団地の階数について解説いていきます。
1.エレベーター無し団地の最上階は資産価値は低い
理由としては、一般的にエレベーター無しの集合住宅は3階以上は価格が下がる傾向にあります。
何故なら、5階建ての5階は価格が一番安くなります。
エレベーターがないということは、エレベーター付きマンションと真逆の傾向になります。
これは、一般的に眺望を求める人よりも、階段を登る苦痛を避けたいという人が多いのです。
逆に1階2階は人気があり資産性もありますが1Fは防犯面的なリスクを考えると2階が無難です。
結論としては、資産価値を考えるとエレベーター無しの団地は2階がベストです。
2.エレベーター無しは高齢者にとって毎日が大変
健康な状態でも階段を上がるのはせいぜい3階がMAXと思います。
それが、高齢者になればなるほど足腰が弱るわけですから言うまでもないです。
また、ただの登り降りではなく、買い物などの荷物を持って上がることも考えると尚更のことです。
体が健康な場合ですら2階以上は大変なのに、介護が必要な場合で杖や車椅子を利用する場合は、もはや現実的ではなくなります。
結論としては、高齢者のエレベーター無しの団地は1階がベストということです。
フルリノベーションならマイリノ3.独身女性も妊婦や小さい子供の家庭の事情も視野に
妊婦は普通に歩くのも大変なのに買い物の荷物を持って階段を上がるのは本当に大変です。
また、ベビーカーの場合は、一度子供を部屋に置いて、再度ベビーカーを取りに行くという二度手間になります。
結論としては、子育て家族は1階か2階を選ぶ方が当然メリットがあります。
小さい子供の足音の問題などを考えると1Fがよりメリットがあるかと思います。
これらの上記内容はファミリー向けと考えられますが、独身女性が購入する場合にも同じ視点で考えるべきです。
独身女性の場合は常に売却や賃貸のしやすさを考えるを常々お伝えしております。
団地はそもそもが2LDKや3LDKなどのファミリーサイズとなっております。
売却や賃貸時にはファミリーが対象になることを考えるとそのニースを自ずと理解できるかと思います。
4.最後にエレベーター無し物件のメリットについて
エレベーターのない物件にもメリットはあります。
◇価格が安い
やはり、通常のエレベーター付き物件と比べるとエレベーター無しの上階のお部屋の価格は割安です。
◇メンテナンス代がかからない
通常エレベーターがある場合は、定期的なメンテナンスやランニング費用が必要になります。
また、年数を重ねると場合によっては交換になることもあります。
◇運動不足解消
解説するまでもありませんが、階段を登ることは健康には良い事です。
テレワークなどで体を動かさない方などは、毎日の登り降りでダイエット効果も期待できるかもしれません。
5.まとめ
今回はエレベーターなしの団地の階数の選び方について解説しました。
結論としては、エレベーターがない場合は1階、2階を選ぶことをお勧めします。
自分が大丈夫だとしても、将来的に売却や賃貸にする事を前提として考えると4階、5階はリスクが大きいです。
上階は購入時には安い金額で購入出来ても売却時に価格が安いだけでなく、お客様が付かないことも考えられます。
エレベーターの無い物件の3階以上はどんな方が購入するかを考えみると分かると思います。
賃貸であれば、一時的に住む方でいいですが、購入する場合はそうはいきません。
しっかりとリスクヘッジを考えましょう。